本の購入も、「読書体験」だ。
皆さんこんにちは、森 大那です。私の経営する合同会社彗星通商は、新サービス『彗星ブッククラブ』を2023年11月1日に開始しました。
このニュースレターでは、以下の2種類の情報をまとめていきます。
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サブスクサービス『彗星ブッククラブ』の最新情報本の著者インタビュー動画情報、読書会レポート、ウェブサイトアップデートのお知らせ
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YouTube&Twitterで配信している話題それぞれのアカウントで発信した内容のまとめと補足
本から刺激されるクリエイターから、隙間時間に読書を楽しむ本好きまで、読書を愛する人に、きっと参考になるはずです。
目次
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一行まとめ
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利用ガイド
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メンテナンス情報
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インタビュー情報
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読書会情報
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YouTube&Twitterまとめ
一行まとめ
本の購入も、「読書体験」だ。
(詳しくは後ほど)
利用ガイド
決済システムのはなし
彗星ブッククラブでは、ユーザーさまの入会のタイミングで、クレジットカード登録をお願いしています。
入会後すぐに有料コンテンツをお楽しみいただくためです。
すでにご入会いただいた方は、カード情報入力画面が、彗星ブッククラブのデザインからガラリと変わるのをご覧いただいたはず。
これまでネット上でPaypalやクレジットカード支払いの決済をしたことがある人は、特に不思議に思わないかもしれませんが、ユーザーさまによってはこの仕様に驚く人もいます。
私がその事実に気づいたのは、あるユーザーさまと直接お話した時のことでした。
こうした感覚的な意見(不安感、操作感など)は、文字入力では得られない、対面でしか教えてもらえないもので、サービスのクオリティを向上させる大きなヒントになります。
耳慣れない名前かもしれませんが、彗星ブッククラブで採用しているカード決済システムは『Stripe』です。

Stripeは、ここ5年ほどで急成長し、今やさまざまなネットサービスで見かける決済システム。ネット通販の支払いシステムとして採用している通販サイトが増えています。
カードだけでなく、コンビニ決済、銀行振込などに対応しており、その柔軟性は開発者(システムエンジニアリングの世界におけるプログラマのこと)から高く評価されています。
経営者である私から見ると、ちょっと融通が効かない面もあるのですが、それでもメリットがデメリットの量をはるかに上回るため、彗星ブッククラブに採用しました。
カード情報は、彗星ブッククラブでは扱えないプライベート情報。
セキュリティの観点から、ブッククラブのサイト上ではなく、Stripeが管理するページへ飛び、そこでカード情報をご入力いただいています。
決して怪しいページではなく、むしろ安全に情報登録ができるページですので、ご安心ください。
メンテナンス情報
以前からご希望のあった、
「読書会予約の画面に、すでに予約済みの会員の詳しい情報が表示されていると安心感が増す」
という声にお応えして、
読書会予約済みユーザーの名前と、公開プロフィールの閲覧が可能になる機能を開発中。
12月の上旬には実装できる予定です。

現在の書籍詳細ページ。読書会予約済みメンバー一覧はなく、予約ボタンがあるのみです。

こちらがテストサイトで試験中のデモ画面。「参加予定メンバー一覧」が追加されてい後期

公開プロフィールのデモ画面。ニックネーム、参加時期(入会日)、読書会への参加回数、プロフィール文が表示されている。
公開プロフィールには、入会時に入力したニックネーム(変更可能)が表示されます。
またプロフィール文は、マイページの「プロフィール編集」→「プロフィール文」にてご入力いただけます。
インタビュー情報
先日取材したインタビューの動画は現在制作中。
今週中には公開となります。
ちなみに、インタビューした本は……

さあどんな内容になるでしょうか……?
また、来年1月の5冊のインタビューも企画が進行しています。12月中に公開できるかもしれません。
12月の5冊のインタビュー動画は、一部、ちょっと遅めの公開となる場合がありますが、ご了承ください。
読書会情報

ついに、彗星ブッククラブ最初の読書会が開催されました。
皆川博子『風配図』読書会では、
「ヘルガが身代わりになると言った時の「物語が始まった」感がヤバかった」
「面白いポイントが多すぎる」
と、時間をかければかけるほど語れる濃厚な魅力を実感させられました。
小田雅久仁『渦』読書会は、
「この1冊で自分の中の推し作家になった」
「ホラーと呼ぶには方向性が多岐に渡り、笑える場面もあるところにセンスを感じる」
など、小田さんの才能を讃えるコメントが多く、お気に入り作品として最も多く挙がったのが「耳もぐり」でした。
「もしかしたら自分にもできるのではないか、耳もぐりは現実にあるのでは、と想像してしまう」
「他人にもぐってみたい」「もぐるのは嫌」
と話は尽きません。
児玉千尋 編『文豪たちの関東大震災』読書会は、
「震災が明治時代に起こっていたら」という仮定を取り上げ、私は「江戸時代生まれの夏目漱石や森鴎外が書くことになり、全然違った様子で表現されていたかも。大正12年だからこそ、現代の感性に非常に近い文章が書かれたのでは」とコメントしました。
ご参加くださった編者の児玉さんからは、「有島武郎・森鴎外は関東大震災の少し前に亡くなっている」とご指摘があり、世代の変化も感じさせるタイミングであったことに気付かされました。
今週は木曜日の夜に読書会が2回。
本を表からも裏からも斜めからも探る、絶好の機会です。
皆様のご参加をお待ちしております。
YouTube&Twitterまとめ
彗星ブッククラブが始まって以来、ユーザーさま方から続々と感想をいただいています。
下はそのひとつ。

本好きにとっては、同じタイトルの本であっても、それは同じではありません。
どこで買ったか。誰から買ったか。どんな理由で買ったか。
購入体験も「読書体験」のうちに含まれるのです。
もちろん、彗星ブッククラブの読書会に参加するためには、サイト内で本を買う必要はありません。
近所の書店で購入してもいいし、あるいは、購入していない本の読書会でも参加することができます。
彗星ブッククラブでは、
「ここで買うからこそ、本を買うという行為が楽しい」
「ここで買うならクオリティは心配いらない」
と思ってもらえる書店であり続けます。
定期オフラインイベントの計画も進行中。
こちらは、彗星ブッククラブを物理世界に出現させ、月に一度、オフラインで皆様と交流できる・これまでの本の在庫を購入できるイベントです。
開催決定までもう少し時間がかかる見込み。楽しみにお待ちください。
彗星ブッククラブは月額¥1,980でご利用いただけます。
本を購入した翌月は、月額が¥1,780となります。
次回のニュースレターは、12月5日21時に配信です。
最新情報は、彗星ブッククラブTwitterアカウントもしくは彗星ブッククラブのお知らせ欄からご覧ください。
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